ミリタリークローシング考。


秋田の古着屋チキチキバンバンな日々

ミリタリークローシング。
いわずと知れた、軍用の服のことです。
そもそも、何ゆえ戦争の道具たる軍服があのようにかっこいいのか?
ナチスの時代、徹底した宣伝戦略によって、国民の人気を不動のものにし、戦争へと邁進。
宣伝相なる、大臣までいる始末。
その中で、ひときわかっこいいのが兵隊さんの服装。
男性的で、ある種、エロティシズムすら感じるほど。
それほどに、徹底したかっこいいデザインなのです。
ナチスの是非や、戦争論はこのブログのテーマではないので割愛しますが、とにかく、兵隊はかっこよくなければならない!国民の憧れにならなければいけない!そんな感じでデザインとプロデュースを仕掛ける。
そうして、「凛々しくかっこいい兵隊さん」に憧れる国民によって、戦争が円滑に進むと考えた。
こういう、背景があったと言われています。

もちろん、服とはいえ、戦争の道具なので、ただかっこいいだけでなく、機能的であらねばなりません。
そして、供給側としては、大量生産しやすく、なるべくコストも抑えて。
これは、今の顧客とメーカーが服に求めるものにもぴったり。
だから、ミリタリークローシングは我々の眼にもかっこよく映るし、メーカーから、たくさんのコピーが生まれるんでしょうね。
開発当時しかも、それは民間企業ではなく、国家予算を投入しての開発です、完成度も高いわけです。

店主、お気に入りのボアジャケットがあります。
journal standardのジャケットです。
先日、入荷の40’sのボアジャケットと実は瓜二つ。
この、40’sのジャケットはいまだに素性も分からないままです。
まあ、マイナーなアイテムと言えそうです。
もし、ジャーナルのデザイナーあたりがパクッても意外とバレないかもしれません。



店主のところで、新旧のジャケットが偶然のご対面です。
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右がオリジナル、左がジャーナルです。


ちょっと裏返すと。
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パーツも仕立てもほとんど一緒、ほぼデッドコピーです。
本物?は裏地がシープスキンのボアで、ジャーナルはマンメイドマテリアルです。



ただし、ジャーナルのほうは丈を少し短く、肩のフィットはタイトに、現代風のシルエットにしてあります。
確かに、シルエットは今風でかっこいいです。
ここで、店主がブランドのパクりについて、否定的な意見を言うつもりはありません。
フィットを少し変えるだけでも、そこはやはりデザイナーの腕です。
しかも、ほぼ全てのブランドが何らかの形で似たようなことをしているし、実際にそれらの製品は魅力的です。
最近はペンドルトンとコムデギャルソンのWネームがあったり、ノースやアディダスなどのスポーツブランドもこのテのブランドとコラボってますからね。
だから、別にとやかく言うことではないですし、そもそも、そんな立場でもないですから(笑)。

ただ、面白いなと思ったわけです。
偶然とはいえ、ここで、二つのジャケットを並べることが出来、新旧の対面を果たしたことが。
その間の歳月はおよそ70年!70歳違いのジャケットのご対面です、ちょっと感動です(笑)。
これも、有る意味、「軍事技術の平和利用」ということにしておきましょうか(笑)。
古着をやってると、こんな面白いこともあるんですね!
ますます、公私ともにこの世界にハマリそうです。


 
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by sinnf3 | 2009-12-18 15:36 | アウター


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